東京でバリバリ働くサラリーマンが、今も元気で働くことができる理由

私が最も心に残っているのは北海道旅行です。投稿者である私は北海道出身で18歳まで北海道にいましたが、大学進学を機会に地元札幌を離れ、東京にきました。
それから、就職も東京に本社を構える企業で、本社配属で現在も本社勤務が続いてるので、かれこれ10年間は東京にいる計算になります。

そんな中、地元に帰省するタイミングが年に数回ある中で、社会人2年目に長期の休みを取り、
地元札幌で休暇を過ごすことにしたタイミングで、北海道旅行を行うことに決めました。
そもそも、長期休暇を取得した背景には過労やストレスが原因だったことが大きいように当時を振り返ると思います。

おそらく、本能的にこのまま東京の喧騒社会の中で一呼吸おかずに、そのまま走り続けることを拒んだのではないかと思います。
いま振り返れば当時の自己判断は良かったかと思います。
さて、地元札幌に帰省したものの、実際にはやることもほとんどなく、テレビばかり見ていたのですが、
それはそれで普段から忙しくしている身としては何か悶々とした日々を過ごしていることに焦りを感じていたことを覚えています。

10代を札幌で過ごし、20代を東京で過ごしといったように、大人の階段を上る中で、
いわば大人として札幌を満喫できてないことに改めて気づき、最初の2,3日は「すすきの」で大人の遊びをたくさんしました。(笑)
ただ、どうしても飽きてしまいました。やはり飽き性な性格だということがここで証明できたわけです。

そこで、思い切って、片道8時間の根室までドライブをすることに決めたのですが、この意思決定が本当に心に残る良い旅になりました。
海と大地のそれぞれの恵みをいただきながら、北海道の雄大な自然を満喫することができました。
道中、野生の狐や鹿はもちろん、アイヌ民族の方との出会いなど、心温まる思い出ばかりです。

この旅を通じて、私は人生の終盤は北海道で骨をうずめたいと思いましたが、それまでは東京でバリバリ働くことの納得感と覚悟を持つことができました。
いま、心身ともに健康的に仕事ができているのはこの旅行のおかげだと私は思っているので、今回の投稿をいたしました。
何か心にわだかまりを感じている方は、一度、原点に戻ってみるのも良いかもしれません。