父の誕生日に何を思う

今日、2月22日は父の誕生日である。既に他界しているが生きているなら88歳の米寿である。

父の姉にあたる伯母さんは2人も生存しているので家系的には長寿なのかもしれない。

生前は、お酒を飲むわけでもなくタバコを吸うわけでもないので健康体ではあったのだが、80歳前あたりから少しずつ認知の症状が出てきていた。

本人は認めたくないので車の運転を止めようとしないため、カギを取り上げて運転させまいとする私と最後の方はつかみ合いになったりもした。

思い出せば涙が出てくる。

途中からは入院生活となってしまった。

まだ子供たちが大学生と高校生の頃に誕生日に家族でお見舞いに行ったけど、眠ったままで目を開けてくれなかった。

眠った横でケーキを持って「おめでとう」と言っている子供たちの写真を見ると今になって感動してしまう。

長い入院生活のあと亡くなった時に診断は「心不全」とされていた。

入院中は肺炎や脳梗塞などの大病も患っていたが見事に復活とまではならなかった。

今でも父親には感謝の気持ちでいっぱいである。

お父さん、誕生日おめでとう。